おれ「…かっこよくなってきたなこれ…(人造人間16号みたいやん…)」(チラッ 息子を見る)
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- 始まりのお話〜AIについて学びたいのでアトムをつくることにした
- 前回のお話〜第9号 右ひじのサーボモータにIDを書き込み右前腕を組み立てるの巻
- 今回のお話〜第10号 右上腕フレームを組み立て右前腕に取り付ける
- 今号のコンテンツ紹介
- 組み立て工程
- 子どもたちの反応
- 次回予定
始まりのお話〜AIについて学びたいのでアトムをつくることにした
誰かが言った。
"百聞"は"一見"に如かず。
"百見"は"一考"に如かず。
"百考"は"一行"に如かず。
AI(人工知能)について学びたいおれは、"百万聞"より"一行"でしょと思い立ち、子どもたちと遊びながらアトムくんを作ることにした。
mroreself.hatenablog.com
前回のお話〜第9号 右ひじのサーボモータにIDを書き込み右前腕を組み立てるの巻
前回は右手にモーターを取り付けた。モーターが放つそのロボット感に、男3人でうっとりしたのだった。
mroreself.hatenablog.com
今回のお話〜第10号 右上腕フレームを組み立て右前腕に取り付ける
第9号に引き続き、右腕の組み立て。
今号のコンテンツ紹介
冊子
今号の冊子はこんな感じ。
目次
- 週刊ロボットニュース〜ATOMに"留守番・見守り機能"の搭載が決定!
- 最先端ロボットを訪ねて〜ATOMの友だち 「ATOM」の"人への優しさ"のベース「PALRO」
- AI最前線インタビュー〜Google先生!ニューラルネットワークやディープラーニングってなんですか?
- My First ATOM〜鉄腕アトムと私〜山田五郎〜ロボットと人間の共存について ATOM、これから僕らと一緒に悩もう
- 「鉄腕アトム」図鑑 ウラン
- 組み立てガイド〜右上腕フレームを組み立て右前腕に取り付ける
AI最前線インタビュー〜Google先生!ニューラルネットワークやディープラーニングってなんですか?
AI最前線にいる研究者やサービス提供者にその内容をわかりやすく伺うインタビュー記事。ビジネスでの活用事例についてふむふむな記述があったので引用。
某保険会社では、自動車保険の契約者の属性をコンピュータに入力することで、その人が安全運転をしそうか、どれくらい事故を起こしそうかという予測を算出し、それを保険料に反映させるシステムを研究しています。過去の膨大なデータを学習させることで、安全運転をする人、事故を起こしやすい人など特有のパターンを機械が発見することができるのです。
従来から、単純な属性に基づいて保険料を算出することは行われてきました。しかし、個々の詳細な属性から事故の可能性をより正確に推測するのは、目利きの職人でも難しいとされていました。コンピュータでそれを行うには、単純なロジックでは表せない「職人の勘」のようなものをプログラムで記述する必要があり、容易ではなかったのです。しかし、ディープラーニングを用いることで、コンピュータがそうした複雑なパターンを見つけ出してくれます。そこが従来との大きな違いです。
要は"職人の勘"みたいなもので成立しているビジネスは、AIが得意とするところと理解。
しかも、その"職人"が大量にいるビジネスはデータ自体が大量にあるわけだから、フィットしやすいということと理解。
あと、"職人の勘"で導出される"答え"という情報にこそ価値があるもの("答え"に基づく物理的な何かが無いもの。運転とか、施術とかが組み合わさらないもの)は、割と容易に適用できるんだろうなあ。
たとえば、株式トレーダー(これはゴールドマンサックスではもう置き換わってるらしいことは前に書いた)、医者系(診断のみかもだけど)、弁護士とかの士業、保険がそうなら銀行とかの与信もそうだろう。
人間が経験を積んで獲得してきた個々人としての競争優位性というか、スペシャリティみたいなものがぶっ壊れるな。
今後の職業として、AIを作る人間が最強な気がするけど、そのうちAIを作るAIがうまれて淘汰されるのやも。そうすると、ほんとに人間は何をするのだろう。
そして、日本は雇用を守るから、ドラスティックなAI活用は進まない気がすること、だから高齢化で人が減るタイミングで置き換え程度にAI活用が進むんじゃ無いかってことも前にもやもや書いた。
そうこうしているうちに、海外では人の置き換えでAI活用が実践されているわけで、日本がやろうとしたときには独自の力はなく、海外のAIが入ってくるのみになる気もする。
どうなるんだろう。日本。
AI関連の本を読みつつもやもやしてみる。
子どもたちの反応
- おれ「…かっこよくなってきたなこれ…(人造人間16号みたいやん…)」(チラッ 息子を見る)
- 長男「ここ持つとくいっくいってするねー!」(モーターの手回しの感触を確かめる。次男坊にも貸してあげる)
- 次男「クイックイテスルネェー!ママァー!アトムクンノオテテ、クイックイテスルヨォー!」
- 妻「すごーい!できてきたねー!」
- 次男「クイックイテスルネェー!ママァー!アトムクンノオテテ、クイックイテスルヨォー!」
※最近、一言一句同じ言葉を何度も繰り返すのが、次男坊のお家芸。笑

コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう! 2017年 10号 7月4日号【雑誌】
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/20
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