- 前回のお話〜知層を積み重ねて行くことの大切さ
- 今回のお話〜会議でスマートに見せる方法
- 〈ふだんの会議〉スマートに見せるための主要な裏技
- 〈一対一の会議〉同僚を説得する方法
- 〈電話会議〉電話越しにスマートに見せる方法
- 〈集団での会議〉上司でもないのに場の空気を支配する方法
- 〈臨時の会議〉奇襲攻撃的な会議をニンジャのようにかわす方法
- 〈プレゼンテーション〉たいしたことを言っていないのに、聴衆を魅了する方法
- 〈ブレインストーミング〉チームの想像力の源だと思われる裏ワザ
- 〈人脈作りのイベント〉二度と会わないであろう人たちと人脈を作る裏ワザ
- 〈チームワーク強化のためのオフサイトミーティング〉会社の文化活動でスマートに見せる方法
- 〈ビジネスディナー〉社交が強要される場でスマートに見せる裏ワザ
- この本、すごいよ
前回のお話〜知層を積み重ねて行くことの大切さ
継続的に知識を仕入れるシリーズでは、前回その大切さ的なことを書いた。
mroreself.hatenablog.com
今回のお話〜会議でスマートに見せる方法
自分の周りでよきネタ本として言われていた『会議でスマートに見せる100の方法』を読んだ。
この本の紹介はこんな感じだ。
会議に悩むビジネスパーソン必携!
会議でスマートに見えること。それがトッププレイヤーになる一番の近道だ。
でも、会議中は眠くなったり、つぎの休暇やランチのことで頭がいっぱいになったりしてスマートに見せるのが難しくなるときもある。
そんなときこそ本書の出番だ。著者がYahoo!とGoogleで働きながら、会議に集中するふりをして書きとめた裏ワザの数々を大公開。
これを実践すれば、すぐにデキる人の仲間入り!(会議の暇つぶしにもなるはず。)
全世界500万ビューのビジネスあるあるブログが、ついに書籍化。
(出所:amazon(内容(「BOOK」データベースより)))
もう、本の紹介からして笑けてくる。
この本では、ビジネス上のいろんな会議シーンごと(ふだんの会議、一対一の会議とか)に、スマートに見せる方法が紹介されてる。
おれの所属する会社では、会議で発言しない者は価値なし、という風潮がある(てか、どこの会社でもそうかも。出るからには価値を出さないといけない)。
なので、ほんとうは価値がないかもしれないけど、価値があるように(スマートに)見せるために、これやってみたい!っていうのをメモ。
〈ふだんの会議〉スマートに見せるための主要な裏技
No.3 「いったん冷静になろう」と提案する
- 使い方(本参照)
会議で、白熱する瞬間を狙って「みんな、みんな、いったん冷静にならない?」と言う。
みんなはあなたを見て、ヒートアップした空気を冷ます能力に驚く。
すぐに重ねて、「私たちが本当に解決したい問題は何?」。
- おれのコメント
これは使える。笑
会議で白熱してグルングルン話が繰り返されることがある。そんなときにビシッと言ってみたい。
〈一対一の会議〉同僚を説得する方法
No.17 反論しようのない当たり前なことを言う
- 使い方(本参照)
すべての発言に同意させる1番の方法は、相手が反論できないことを言うこと。たとえば、「現実に向き合わなくては」「この件については、うまく対処しなければ」「優先事項に集中しなければ」
- おれのコメント
これは、スモールYesを積み重ねる心理学(?)的用法とコンビネーションで使えるのでは。
たとえば、
「正しい選択肢を選ぶべきだ」→Yes
「品質が一定なら安い方がいい」→Yes
「この商品にしましょう」→Yes...?
のような。
おれは営業マンではないけど、誰かをなにか説得する話でスムーズな話ができそう。
〈電話会議〉電話越しにスマートに見せる方法
No.30 オフラインで話し合おうと提案する
- 使い方(本参照)
だれかの発言の意味がさっぱりわからないとき、「オフラインの会議に持ち越そう」と提案する。
みんなに面と向かったほうが深く討議できることを思い出させる。
深い討議で何を話し合うのか聞かれたら、「はっきり決めていないが、それについて(オフラインで)話し合ってもいい」と言う。
- おれのコメント
なにを話し合うかをオフラインで"話し合ってもいい"。このスマート感ハンパない。笑
時々電話会議で双方の意見が相違し、擦り合わない時がある。そんな時は言ってみよう。「オフラインの会議に持ち越そう」(なにが論点かは置いておいて。笑)
〈集団での会議〉上司でもないのに場の空気を支配する方法
No.35 ひとの報告をさえぎり、その後、再開させる
- 使い方(本参照)
誰かが報告を始めたらそれを遮って、これがどれほど重要かみんなに知らせる。そして報告者に続けるよう促す。
一瞬にして会議の支配者になる。
- おれのコメント
これする人いるわ。というか、おれ似たようなことしてる気がする。
誰かが会議の位置付けの説明から入らず聞き手がなんの話?ってなってそうなときには、遮って位置付けをざっと話して、続けるよう促すってことする。会議の支配者になってるかも。ふふふ。
〈臨時の会議〉奇襲攻撃的な会議をニンジャのようにかわす方法
No.41 話し合いを歓迎して見せる
- 使い方(本参照)
いまやってることをすぐに中断し、調子はどうかと聞く。みんなから「フレンドリー」、「心のあたたかい人」と評される。
- おれのコメント
奇襲攻撃的な会議を、あえて歓迎して見せる。高等テクニック。急に会議をいれられると、なんの話?急ぎなの?って斜に構え気味なおれだけど、ちょっと歓迎してみようかと思う。スマートに見せるために。
〈プレゼンテーション〉たいしたことを言っていないのに、聴衆を魅了する方法
No.57 「いい質問だ」と言って質問に答えない
- 使い方(本参照)
質問者をほめると、時間を引き伸ばせるだけでなく寛大なプレゼンターに見せることができる。その質問がどんなに素晴らしいかをたっぷり伝えたら、「あとで答えます」などは誰も聞いていないだろう。
- おれのコメント
時々これを使う人いるけど、てかそこは答えようよ。笑 プレゼンで予期しない答えられない問いが来たときに、思い切って使ってみようか。いや、詰められるからやめておこう。
〈ブレインストーミング〉チームの想像力の源だと思われる裏ワザ
No.71 みんなの意見がひとつにまとまったら「いざ出陣!」と言う
- 使い方(本参照)
ひとつの方向性にみんなが熱狂するような瞬間がある。そのとき誰よりも先に「いざ出陣!」と掛け声をかける。その会議を終結させる権限と最終的な決定を下す権限があなたの手中に転がり込む。実際にはその権限はないとしても。
- おれのコメント
かっこいい。この、「おれが決めた感」なんなんだろう。会議中一度も発言していない人がこれ使ったらだいぶイラっとしそう。スマート気取って、お客さんとなにか握ったときに使ってみよう。「いざ出陣!」
〈人脈作りのイベント〉二度と会わないであろう人たちと人脈を作る裏ワザ
No.78 人を紹介し、とっくに知り合ってるべきだと言う
- 使い方(本参照)
誰かを紹介する機会があれば、まだ二人が知り合いでないことにおおげさに驚く。二人はあなたにわけもなく感謝し、まわりにはあなたが二人を引き合わせたと言うだろう。
- おれのコメント
なんという錯覚。自信満々の決めつけがスマート感を演出するのか。紹介するなら、スマートに見られたほうがいいけど、わざとらしい。笑
〈チームワーク強化のためのオフサイトミーティング〉会社の文化活動でスマートに見せる方法
No.88 手当たり次第に応援する
- 使い方(本参照)
ことあるごとに「いいぞ!」か「みんながんばれ!」、またはその両方を叫ぶ。その熱意に、みんなはあなたが真のチームプレイヤーだと思うだろう。
- おれのコメント
こういう人いい!
シラけて違うことやってる人よりかは、圧倒的に魅力的な気がする。スマートに見られるために狙ってやってたらおもしろすぎる。
この本、すごいよ
この本は会議のネタを2007年から書き溜めて、2016年に発刊されたものらしい。
日々のネタがこんな面白い本になるなんて、すごい。
本題とは全然違うんだけど、こういう日々のおもしろみを貯めていくことって、大事だなってなんかそんなことも思ったのだった。
あと、独自の目線というか。
いざ、毎日ブログだな。
ところで、これって本当にスマートなのかな?

- 作者: サラクーパー,Sarah Cooper,ビジネスあるある研究会
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/12/08
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続く