(余談)禿げるならこのくらい堂々としたハゲになりたい。短所から長所への素晴らしき昇華の事例として、心に留めておこう。ただの白黒の絵なのにまばゆいのがまたすごい。
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突然ハゲがどうした、という方はこちらを見ていただけると。
まず今日は"禿げてきている"ということをきちんと受け止める。このまま禿げるのに甘んじるのがいいのか、おれの解決すべき問題として捉えるべきなのか改めて考えてみる。
その後に必要に応じて禿げている原因を特定し、やっていくことを決めるとしたい。
<目次>
"禿げてきている"ということをきちんと受け止める
さてさて、具体的におれの禿げ状況を言うと。
齢30を超えて、おでこがとても広くなっている。この傾向は20代後半くらいから感じては目を瞑ってきた。なんなら10代のときも剃り込みみたいでカッコいいと言われたりしてたのもあってチャームポイントくらいに思ってた時期もあった。
けどもうごまかさない、どうやらおれはM字ハゲという部類に近い。
〈M字はげの例〉
※これはおれじゃない。あくまで近しい例。おれはまだもうちょっと浅い、と思ってる。
おでこが広がっていること、これは疑いようがない事実だと捉えている。
昔野球のバットで頭を負傷したことがあって、頭に2針ほどの縫い傷があるのだ。当時髪の毛の中を負傷して、縫うときに一部髪の毛を剃って処置したものだ。当時円形脱毛みたいになって恥ずかしかったのを覚えている。
だが、いまやもうその傷は"髪の毛の中"にはなく、"おでこ"にいるのだ。事実そこにいるのだ。
昔あなた"髪の毛の中"にいましたよねぇ。。なんでいま"おでこ"にいるんでしたっけねぇ。。ということをシャワーあがりなんかのタイミングに生え際を確認しながら、日々問いかけている。しかし答えてはくれない。ただ事実そこにいるのだ。
ここで一つの仮説が頭をよぎる。
傷を動点pと呼ぶことにする。動点pは頭部を斜めに輪切りした円周上を数mm/年の速さで動いていて、今はおでこの部分にいるが、この後、鼻を通って頬を通過し後頭部へと抜けて行き、60年で一周する。おれという名の"星"の"衛星"のようなものである可能性はないか。
…ないよね。そして証明できるときにはすでに手の施しようがないくらい禿げ上がってるよ、たぶん。いま考えても仕方ないことだよね。やめよう。
という具合に、やはりおでこが広がっている。いや髪が後退している。30そこそこのおれはやはり問題だと思っている。
このまま禿げるのに甘んじるのがいいのか、おれの解決すべき問題として捉えるべきなのか
おれは、もう一度、おでこがふさふさしたいです。OTL
ふさふさになって、
- おでこを出したセクシーな髪型をしたおじさんになって、息子の授業参観かなんかで、あのお父さんかっこいいみたいに噂されたい。
- M字を隠すような髪型やめたい。美容院でいちいち言うのやだ。ワックスをつけすぎてどうにも前髪が割れてしまう時のやるせなさやだ。強風の時とか雨が降った時とか、前髪が割れることを気にするのもいやだ。
- ひさしぶりに会った人間に、髪の毛薄くなってね?みたいに言われるのも、見られるのも嫌だ。
- 小さい頃、チビ・デブ・ハゲが最もなってはいけない男性像であり、高身長・痩せマッチョ・ふさふさが理想の男だと兄に教わった。なんていうことを教えるんだ兄貴。しかしやはりおれは理想の男になりたい。
- Mの真ん中の残っているところがなくなってしまうんじゃないかということに怯えている。そんな暮らしも嫌だ。
では、いっそ坊主頭にすればいいのでは?と思ったこともあった。が、期間的に連続性のある仕事をする中で、突然坊主頭にするなんて思い切りはおれにはできそうもない。
※そこのところは同じ過程を経て坊主頭にした人のアドバイスをもらってみたい。
カツラはどうか。
公の場でカツラがずれた時、飛んだ時のことを想像すると、恥ずかしすぎて泣きそう。それに、自分の毛以外のもので隠すというのも男らしくない気がする。
やはり、自分の毛根を信じて、毛を生やす・増やす方向で考えたい。
次は原因を調べたり考えたりしてみようっと。
(誰にも話したことないからなんかすっきり)
続く